中古パソコンとリサイクル法

もともとコンピューターは2001年に交付されたリサイクル法によって処分をする際にある程度のお金が必要となる電化製品の一つに数えられています。

それを嫌うユーザーが多いのも事実ですがそれ以上にリサイクルが進まないのはパソコンがOSを入れなければただの鉄の塊ということが挙げられます。

ですからもしパソコンのソフトが何も入っていない状態でリサイクルとして中古パソコンを売り出した場合にはまずアプリケーションソフトをインストールする必要があるのです。そしてそのアプリケーションソフトをインストールすることができない人には中古パソコンを扱うことが出来ないことも事実です。

もう一つ重要なのはパソコン自体がものすごく大きいものですから箱やケースなどを最初に買ったユーザーが捨てることが多くほとんどの方は説明書なども廃棄している場合があり、本体のみしか残っていないということがほとんどというのが現状です。

ですが中古パソコンを購入したいというユーザーは大半が説明書もついている商品を探しているのが現状です。
中古パソコンを購入するユーザーはそのパソコンの使い方をあまり分からないわけですから説明書が必要になるのは当然ですし、購入する際に箱がないと困るという方はかなり多いでしょう。

一般的に中古パソコンは、ある程度の数がまとまらないと中古業者側もメリットがなくなってしまうのです。不完全商品であるが故の「サポート」が必要になってしまうからです。加えて、著作権も絡んできますから話は複雑です。

またその中古パソコンを動かす側の購入者もある程度パーツが揃っていないと動かせないということになりますから、販売する中古パソコン販売業者側がそのパソコンを販売した後にサポートをする必要性が出てきてしまいます。
これはそれぞれのパソコンごとに使い方が違いますし、また著作権などの問題もありますから簡単にサポート体制を整えられるというものではありません。

多少高い金額でもサポート付き、ソフト付きの最新鋭パソコンが電話一本、クリック一発で自宅まで届く時代になってしまいましたので、中古パソコンを購入する方はどうしても一部のユーザーということになってしまいがちです。

パソコンのリサイクル、中古サイクルの確立は、急務であるにもかかわらずいっこうに未来が見えてきません。しかしながら近い将来、いや既に、Windows95出荷以来のパソコンが大量に中古化しています。筆者としては、素材のリサイクルは勿論ですが、是非、もう少し中古サイクルが機能してくれればいいと願ってやみません。